MSI Wind u100にSnow Leopardを入れる
MSI Wind u100ことMacBook nanoはMacOSX 10.5.7で動いていました。
10.5.8にするのはいろいろ面倒だったので、そのままにしていました。
普段使う分には十分な性能で、特に困っていなかったというのもあります。
スリープから目覚めた時に、時々操作不能になることがありましたが、再起動すれば大丈夫です。
そんな時、たまたまu100のWikiを見てみたら、なんとSnow Leopardのインストール方法が書いてあるではありませんか。いつかはできるようになるだろうとは思っていましたが、現状であまり不満がなかったので見過ごしていました。
Wikiの元記事はInsanelyMac。それを和訳してくださってます。感謝感謝です。
現状、不満はないとは言うものの、
できると知ってしまったらやりたくて仕方がありません。
と言うことで、金曜日から土曜日にかけてやってしまいました。
結果、うまくいきました。
MacBook nano Snow Leopard 10.6の完成です。
こう書くと、すんなりできたようですが、いくつかはまったところもありました。
まず、Leopard 10.5.7にアップグレードインストールしました。ところが、起動画面で歯車がクルクル回るだけで、それ以上いっこうに進みません。
インストールオプションでX11を外したりして、もう一度アップグレードインストールしてみました。でも結果は同じでした。起動画面でリンゴが出て、歯車がクルクル回るところまでで、それ以上は進みません。
作業途中でも、Wikiに書かれたようにはできなかったところがあったので、そのせいかとも思いました。
ここで、ふと気付きました。
もともと入らないものを入れているんだから、アップグレードインストールではダメなんじゃないか。
で、Time Machineで10.5.7の環境をバックアップ後、新規インストールに挑戦です。
こんな時はやはりTime Machineは便利ですね。
新規インストールで3回目になりますから、作業自体はもう慣れたもんです。
サクッとイントールして起動。
今度は起動画面で歯車が回り続けることもなく、見事にSnow Leopardのデスクトップが表示されました。
Leopardを入れて動いた時も感動しましたが、Snow Leopardでは更に感動しました。これでSnow Leopardが動くなんて・・・・。
動きもなめらかです。
無線LANもOK
サウンドもOK。イヤホンジャックにイヤホンを差し込めば、ちゃんと本体のスピーカーの音が聞こえなくなり、イヤホンから聞くことができるようになります。
iSightもOK。内蔵WebCamでビデオ表示できます。
唯一できないのは、内蔵マイクによる録音。まあ、これはLeopardの時もそうでしたから特に問題ではありません。まあできるに越したことはありませんけどね。
スリープからの復帰後もおかしくなることはありません。カーソルは普通どおりに動くし、無線LANもすぐにつながります。
Leopardの時より安定しているかもしれません。
10.6から10.6.1へのアップデートはそのまますんなりできるそうです。
そのへんのことを調べていると、また新たな情報がありました。それは10.6.2がインストールできると言うものでした。
10.6.2はご存知のようにAtomでは動かないようにしてあるバージョンです。
それが動くと言うことで、10.6.1を飛ばして一気に10.6.2にすることにしました。
参考にしたのは次のサイトです。
http://blog.tagashira.com/category/384382-1.html
・10.6.2統合アップデートをダウンロードし、インストール。
・再起動せずに10.6.2対策Readyのkernelと入れ替え。
・再起動
これでうまく行くはずでしたが見事にカーネルパニック。
キャッシュのクリアらしきこともやったけどカーネルパニック。
以前のSleepEnabler.kextが入っているとパニックを起こすらしいのですが、入れた覚えはないので無視していました。
でもパニックが起こるので試しに10.6.2用のSleepEnabler.kextを入れて再起動。
ビンゴー!!
パチパチパチパチ。
見事に起動成功。
かくしてMSI Wind u100ことMacBook nanoは最新のMacOSXがインストールされたマシンとなりました。
とっても安定しています。